コラム

お金の借り方について

 

こんにちは。三和住販株式会社です。
住宅ローンなどについては何度か取り上げておりますが、今回は何種類かある住宅ローンの借り方についてそれぞれの特徴や注意点を書いていきます。


借り方の種類


住宅ローンの借り方は何種類かあります。その内の1つが単独で住宅ローンを組む借り方です。
単独で組む場合は夫もしくは妻どちらかの名義で住宅ローンを借りる事となります。

 

単独で組む以外にも夫と妻の収入を合算して住宅ローンを組むパターンがります。

二人で住宅ローンを借りる場合にも種類がありその内の1つが「連帯債務」です。
次に「連帯保証」そして、「ペアローン」があります。各詳細については後程記述します。

最後に親子で住宅ローンを借りる「親子リレーローン」があります。こちらについても後程詳細を記述します。

このようにお金を借りるにしても様々な借り方があります。

また、どの借り方によっても基本的には団体信用保険と呼ばれる保険に加入する事になります。
おおまかに書いてしまうと住宅ローンの返済中に万が一名義人が亡くなってしまった場合ローン残債が免除されたり、金融機関によってはオリジナルの保証(がんを患ってしまった場合)が付与されている場合もあります。
この他にも、生活習慣病等に対応している団体信用保険をオプションで付与する事もできます。


単独名義


先ほども書きましたが単独名義でローンを組むということは夫か妻どちらかの収入のみで住宅ローンを組むことです。
これにより住宅ローンの返済義務は借りる際の名義人1人となります。建物の所有権や土地の所有権についても名義人1人になります。
こちらの借り方のメリットとしては、所有者が1人になる事により事前審査や本審査についても単独で行うため審査のスピードも速めになっております。

 

昨今は以前に比べて連帯保証人を誰かにお願いする必要が無くなっているのもメリットの1つだと思います。ですが、各金融機関が用意した保証会社との契約をする必要があります。保証会社と契約をする事によって保証料を支払う必要があります。保証料については一括で支払うか金利に組み込むか選ぶ事ができます。
保証料は借入金額にもよって変動しますが、大体80万円くらいになると思います。金利に組み込む場合は大体0.2%くらいがプラスされるようになります。こちらについては金融機関ごとに変わる部分ですので事前審査などの段階で確認ができます。

 

単独名義のデメリットは、借りられる限度額が狭い点です。単独名義の場合、名義人の収入や会社の規模、勤続年数等で借入上限の増減が決まります。そのため事前審査を行った結果、予定していた建築プランや土地では建築や土地の購入ができない場合もあります。
それに加え、万が一離婚をした場合、名義人ではない方で名義人が同居を認めない場合は家を出ていかなければならないかもしれません。

もちろん離婚につていては裁判の結果などによっても左右されますのであくまでも可能性として捉えて頂ければと思います。


収入合算:連帯債務


これを書いている2020年4月現在では働き方も様々な形が存在しております。

夫もしくは妻のどちらかが仕事をしている家庭もあれば夫婦共働きになり二人で仕事をしている家庭もあります。現状だと共働き世帯はかなり増えているようにも思えます。
そもそも、2人の収入を合わせる(収入合算)メリットとしては1人の収入では借りられない住宅ローン額でも2人の収入なら借りられる可能性が高くなるところにあります。これにより理想の家を建てることや理想の土地を購入する事が実現しやすくなっております。

 

まず、収入合算の中で最初にご紹介するのが「連帯債務」です。連帯債務とは土地と建物を購入する夫婦それぞれに住宅ローンの返済義務が生じる借り方です。

連帯債務はフラット35ですが基本的に使う事が出来ますが、それ以外の金融機関によっては使えない場合もあるので連帯債務を検討している方は住宅ローンを組む際に確認しましょう。

連帯債務の場合、夫か妻どちらかが主たる債務者になりどちらかが連帯債務者になります。また登記をする際の名義人については両方の名前が記載される事になります。これにより収入状況や持分割合で住宅ローン控除が受けられることもあります。

こちらのデメリットとしては、団体信用保険が主たる債務者だけにしか掛けられない事です。万が一団体信用保険を掛けていない債務者が亡くなってしまってもローン残債は無くならず主たる債務者が支払いを継続していく必要があります。
この場合、片方の収入がなくなる訳ですから1人に係る返済費用が高くなってしまい生活が苦しくなる可能性があります。
これについては取扱い金融機関によって扱いが変わり両方に団体信用保険を掛けられる場合もあります。両方に団体信用保険を掛ける事ができれば万が一の場合にも安心です。


収入合算:連帯保証


次に紹介するのは「連帯保証」です。お互いの収入を合算することに変わりはありませんが、先ほどの連帯債務と違いこちらは債務者が1人となり債務者にならない夫か妻は連帯保証人になります。
こちらは万が一債務者が病気やケガで働けなくなってしまい収入が途絶えてしまってたら保証人となっている夫か妻が住宅ローンの残債を保証する形になります。団体信用保険についても主たる債務者にのみ適用されます。また、名義人についても主たる債務者のみが登記簿上には記載されます。

こちらのデメリットとしても連帯債務とあまり変わりませんが主たる債務者が1人のため万が一亡くなった場合はローン残債が無くなります。ですが、主たる債務者でない方が亡くなってしまった場合はローン残債は無くなりませんので注意が必要です。


ペアローン


次は「ペアローン」です。こちらは連帯債務と似ておりますが、違いとしては夫婦共に金融機関と住宅ローン契約を結ぶ点にあります。両方とも住宅ローン契約を結ぶ事によって住宅ローン控除が確実に受けられます。また、団体信用保険には両者とも加入することになりますので、万が一の事があっても返済額が増えるといった事にはなりません。
デメリットとしてはローン契約に係る費用(印紙代や事務手数料)が2倍掛かってしまう点です。それ以外については上記で紹介した2点とさほど変わりはありません。


親子リレー


親子リレーは親と子供2人でローンを借りるような形です。内容としては連帯債務と似ておりローン債務者が親と子に変わります。
この場合、団体信用保険については基本的に子が加入します。また、親が住宅ローンを組む際には返済の上限年齢は満80歳までとなっております。例えば65歳でローンを組んだとしたら返済期間は15年間です。子供の場合は、最長35年の返済期間が設けられます。
また、親子リレーを適用する際には何点か要件があります。代表的なものを挙げますと親と同居中か将来的に同居を予定していること。借入時に親の年齢が満70歳未満であることなどがあります。


最後に


住宅ローンを借りる際にもさまざまな方法がある事を記載してきました。
住宅ローンを借り入れる際は、自分自身、夫婦間もしくは親子間で月々どれくらいなら返済ができるかをきちんと計画する必要があります。収入合算で自身の年収比率を大幅に超える借入をする際は自分や家族に万が一のことが起きた場合も想定し借入を起こす必要があります。
もちろん我々や金融機関の方含め様々なパターンを想定しお話させて頂きますのでお気軽にご相談ください。

2020.04.25